酒井 愛里
平成27年度採用
地域振興部 情報政策課
主任
正直なところ、私は学生の頃、「どんな仕事がしたいの?」と聞かれたとき、きちんとした答えが出せませんでした。
大学卒業後、民間のIT企業に就職しましたが、「特定の業種ではなく、いろいろな分野の仕事が経験したい!」と思い、島根県職員に転職しました。
島根県職員は、様々な地域で、多彩な分野の事業に携わることで、自身の視野を広げることができ、その中で自分にあった職務も見つけることができます。
“向き・不向き”を学生時代に決めてしまい、可能性をつぶしてしまうのはもったいない!あなたも島根県で自分でも知らない自分を発見してみませんか?
島根県職員の仕事は、入庁間もない頃であっても、県民から見ると、その業務の唯一の担当者になることもあるため、早くその業務のプロフェッショナルになる必要があります。
これだけ聞くと、「責任が重そう…」と思われるかもしれませんが、周りの方にサポートしていただきながら、成長できる環境ですので、安心して仕事に取り組むことができます。
そのひとつひとつの仕事が島根県をかたちづくって、日常生活のなかでもそれを実感することができる。これはとても魅力的なことだと感じています。
また、異動のたびに多くの方々と知り合い、人脈を広げることができることも魅力のひとつです。
県職員の仕事は、様々な分野や立場の人など、多くの方とコミュニケーションを取り、調整しながら進める必要がありますので、その中で人脈は最大の武器になります。
仕事でつまずいた時、前の職場の方に助けてもらうこともたくさんありますよ。
休暇や福利厚生に関する各種制度が整っていますし、その制度を利用できるような環境です。
私は、産前産後休暇・育児休業を計1年4ヶ月取得し、同じ県職員の夫も2カ月間育児休業を取得しました。
1度しかない貴重な時期を、家族3人でのんびりゆっくり過ごし、子どもの成長を家族で喜び楽しめたことは、何にも代えがたい宝物になりました。繁忙期には帰りが遅くなることもありますが、私が残業する日は夫が早く帰るなど、夫婦で協力することで、子育てとの両立ができていると思います。協力することで、母ちゃん・父ちゃんレベルがぐんぐん上がっているように思います。
また、キャリア形成については、上司が親身に相談に乗ってくれるので、「育児があるからやりたい仕事をあきらめる」なんてこともありません!
私は他県出身なので、地元の方が気づかない島根県の魅力などに気づくことも多く、日々の業務に活かしています。島根県出身の方はもちろん、そうでない方もぜひ島根県職員になることを検討していただきたいです。
みなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
※2021年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。