働く人の声

トップ > 働く人の声 > 総合土木 > 池田 百合奈
池田百合奈

成長を後押ししてくれる先輩達に囲まれて日々前進。

池田 百合奈

平成28年度採用
県央県土整備事務所
大田事業所
主任技師

幼い頃からものづくりが好きで工業高等専門学校に進学し、土木について学ぶ。就職活動の際に、自然が多く暮らしやすい地元の島根で働きたいと思い、島根県庁の総合土木職を志望。入庁後は地域の人や関係企業と関わりながら、日々スキルを磨いている。

仕事の面白さPoint

最初はいびつだった田んぼが、きれいな形に整備されていく過程を見るのがおもしろいですね。地域の方の要望をもとに業者の方と相談しながら、より良いものを作り上げていくこともこの仕事の醍醐味です。

池田百合奈さんの仕事内容

入庁後のステップ

STEP 01

平成28年度~平成30年度
雲南県土整備事務所 農林工務部 農村整備課

先輩職員のサポートですぐに仕事に慣れることができました。年齢が近い人が多く、スポーツ大会などに一緒に参加して交流を深めたことも。

STEP 02

令和元年度~令和3年度
東部農林水産振興センター 水産部 漁港課

漁港の整備を担当。消波ブロックなどのコンクリート構造物の製作や補修業務を行いました。

STEP 03

令和4年度〜
県央県土整備事務所 大田事業所 農村整備課

ほ場整備など工事の発注や現場監督業務を担当。

地元の島根県で人の役に立ち、人と関わる仕事をしたい。

自然も多く、家族も近くにいる地元の島根県で働きたいという想いから、県内で就職先を探していました。どんな仕事がしたいか考えた時に、「人の役に立つ仕事」「人と関わる仕事」がしたいと思い、それが実現できる島根県職員を志望しました。学校で学んだ知識しかなかったので入庁後に初めて知ることや覚えることも多かったのですが、上司や先輩職員、現場の業者の方々にたくさんのことを教えてもらいながら、日々スキルを身に付けています。

経験が自分の糧になる。成長を後押ししてくれる先輩達に囲まれて日々前進。

総合土木の仕事は農業農村整備からインフラ整備まで幅広いのですが、私は農業農村整備事業の工事の発注や現場監督業務を行なっています。ほ場整備の現場では、小さい田んぼを複数合わせて基盤を整え大きな田んぼにしていくなど、地域の方の要望を聞きながら施工業者と連携して工事を進めています。
最初の頃は現場での確認作業の際、業者の方に「こうしたい」と言われても、すぐに判断ができず持ち帰り確認していました。そのため作業を止めてしまうこともありましたが、今ではこういう時にはどうしたら良いのか判断ができるようになりました。たくさんの経験を重ね、先輩たちに教えてもらいながら成長できていることを実感しています。

1つの作業にのめり込まず、ほどほどに。でも、計画的に。

設計図面をもとに実際に作業工程がスタートした後でも、予期せぬことが起こることもしばしば。そんな事態に対応できるよう飛び込みで現場に確認に行くこともあるので、1つの作業に集中し過ぎず、臨機応変に対応するよう心掛けています。「ほどほどに、でも計画的に」それが私なりの仕事を上手く進める方法です。
あとは、ダラダラと仕事をせず、オンとオフのメリハリをつけて業務を行なっています。ノー残業デーには定時に帰るようにし、温泉に行ったり、美味しいごはんを食べに行ったりします。プライベートが充実していると仕事への活力も湧いてきます。

自分で考えて選択できる人になりたい。

現場でもデスクワークでも、自分で考えて選択できる人になりたいと思っています。異動があるので、その都度一緒に仕事をする人たちの良いところを吸収して、自分のスキルアップに繋げていきたいですね。
また、総合土木職は女性が少ないイメージを持たれがちですが、今の職場には同じ技術職の女性が3人もいます。職場の雰囲気も和やかで働きやすく、安心して自分の意見を言える環境ですし、男女問わず活躍できる仕事だと思います。

求職者の方へメッセージ

私も以前は公務員に堅苦しい印象を持っており、「1日中椅子に座って事務作業をしている」というイメージがありました。しかし、実際に県職員になってみるとそんなことは全くなく、現場にもたくさん出掛けますし、職場内の雰囲気も和気あいあいとしています。総合土木職と聞くと専門的で難しい仕事だと思われるかもしれませんが、私も仕事を始めてから覚えることの方が多く、先輩職員や現場の業者の方から学びながら仕事を進めています。研修などに参加することでスキルを磨くこともできますよ。安心して働ける環境ですので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

※2022年10月取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。