会沢 礼紀
平成25年度採用
政策企画局 統計調査課
主任
兵庫県出身。島根大学を卒業後、島根県庁に入庁。様々な部署で業務を行う中、もっと視野を広げたいという思いから自ら希望して岡山県庁への出向も経験。昨年子どもが生まれ、育児休業や在宅勤務制度を活用しながら、仕事も育児も奮闘中。
行政職は配属先によって仕事内容が全く違うので、幅広い業務を経験できる楽しさがあります。島根県をより深く知ることができますし、知識の幅が広がれば問題解決の引き出しも増えるので、日々発見がある面白い仕事だと思います。
H25年度〜H26年度
西部県民センター 税務部 税務課 納税係
仕事の進め方を丁寧に教えてもらった職場です。
平成27年度〜平成29年度
防災部 原子力安全対策課 総務グループ
職員間の親睦を深める機会が多く、充実した日々でした。
平成30年度〜令和元年度
岡山県 環境生活部 スポーツ振興課(派遣交流)
もっと視野を広げたい思いから、希望を出して2年間岡山県庁で勤務。
令和2年度〜
政策企画局 統計調査課 調査分析グループ
長男が誕生し、育児休業を1か月取得、在宅勤務を週1回実施しています。
私が島根県職員を目指した理由は、「好奇心」と「人間関係」です。就職に向けて自己分析を行う中で、特定の分野に特化した仕事をするよりも、幅広い経験をしてみたいという「好奇心」が強くなり、それが実現できる県職員になりたいと思うようになりました。
また、島根大学でできた親しい友人たちの多くが県内で就職したり、学生時代から交際していた妻が島根県出身だったりと、島根でできた「人間関係」を大切にしたいと思ったことも島根県職員を志望した理由のひとつです。
現在は、「産業連関表」という資料の作成を行っています。県内の様々な産業間で、どのように商品が売買され、流通しているのか調査し、そのデータから県全体の経済状況を把握するというものです。その資料が最終的に経済波及効果の測定や、各種行財政施策の基礎資料として活用されるため、実はとても重要な業務なんです。
統計調査には様々な数字の推計が必要なので、資料の収集やデータ入力、調査の集計など地道な作業も多いのですが、お陰でデータを正しく読み解く力や会計スキルが向上しました。
また、仕事の進め方を自分で決められるので、どのように進めれば効率的に作業ができるか日々工夫を凝らしながら業務に取り組んでおり、段取り力も身に着いたと思います。
プライベートでは、昨年第一子が生まれました。その時、上司からは「仕事の代わりはできても、パパの代わりはいないから」と言われ、育児休業の取得を後押ししてもらいました。理解ある職場のおかげで、心置きなく育児休業を取ることができ、子どもの成長をそばで感じられる日々は本当にありがたかったです。
また、その他にも在宅勤務や時差出勤など、仕事と家庭を両立しやすい制度が充実しており、私も週1回の在宅勤務を行っています。通勤時間の代わりに育児をしたり、昼休みに妻と子どもと食事をとったり、家族との幸せを日々感じています。家庭が充実することで、より一層頑張ろうと仕事に対するモチベーションも上がりました。
最近は、データ分析業務を行っていることもあり、デジタル技術を活用した先進的な取り組みへの関心が強くなりました。今後はDX推進の業務などを経験し、デジタルに強い人材として住民の利便性向上や行政サービスの更なる発展に貢献できればと考えています。
「島根の暮らしをより良くするため」県民の皆さんの声に寄り添った仕事ができるよう、自分の引き出しを多く身につける努力を続けていきたいです。