引野 仁貴
平成24年度採用
総務部 財政課
主任
平成24年度~平成26年度
益田翔陽高等学校
平成27年度~平成29年度
教育庁 教育施設課
平成30年度~令和2年度
健康福祉部 健康福祉総務課
令和3年度~
総務部 財政課
私は島根県出身ですが、県外の様子を知りたい、全く知らない人との新たな関わりを持ちたいという思いから、県外の大学に進学しました。しかし、一度地元を離れることで、「島根県内でも知らないことが多いんじゃないか」「地元の関わりはすごく大切だな」と感じたことをきっかけに、島根県に戻ることを決めました。
入庁にあたっては、島根県全体に関わることができること、業務が一定期間で変わることから様々な経験ができると思い、県職員になることに決めました。
県財政の予算編成を行っており、現在は主に商工労働部、企業局の予算を担当しています。また、地方交付税関係の業務を行っています。
業務を進める中で、自分の意図や考えを迅速かつ的確に伝えることに難しさを感じることもありますが、日々改善しながら取り組んでいます。
将来は、住民の方々や企業の方々などと直接やりとりができる仕事にも携わってみたいと思っていて、そのために今の仕事に一生懸命取り組むこと、関係者の方々と真摯に向き合うことを心がけています。
各部局から要求される予算について、苦労しながらも各部局との調整や職場内での協議を重ね、協力して予算措置できたときは達成感を感じます。予算の編成過程で、各部局の方々と意見が合わないこともありますが、最後にお互いに感謝し合えたときはとても嬉しいです。
県財政の予算編成という重要な仕事に携わることができていることがやりがいです。
予算編成は、単に数字を整理するものではなく、県が行う事業の内容や規模を決めることになるので、「県がどのような方向性で事業を展開するか」ということを決定していく仕事ではないかと思っています。
県の事業は、県民の方々すべてに関わるため、非常に責任感のある業務ですが、やりがいも大きいと感じています。
県立学校に配属されることになった際、県職員が学校事務に従事していることを知らず、辞令(勤務先決定の連絡)があった際に最初は戸惑いました。ですが、生徒の皆さんとは同世代の感覚、教員の方々とは「先生」と「生徒」のような感覚で接することができ、時には厳しく、基本的には楽しみながら業務を行うことができました。
プライベートでも、県西部に勤務する同期採用職員とスポーツをしたり、旅行に行くなど、充実した時間を過ごすことができました。今でも仕事やプライベートで関わりのある大切な仲間です。
3場所目の健康福祉部健康福祉総務課で勤務していた際、短期の育児休業を取得しました。業務から離れ、短い期間ながらも育児に専念できたことで、改めて育児の大変さを認識することができました。業務に復帰してからは、早く帰宅し育児ができるよう、時間を意識して業務を行うよう心がけています。