伊藤 有香
平成29年度採用
西部県民センター 益田事務所 建築課 建築係
主任技師
大学で建築を学び、卒業後は島根県職員の建築技師として入庁。学生時代に学んだことよりも仕事を始めてから学ぶことの方が多く、日々関わる業者の方や上司・先輩職員に教わりながら業務に取り組んでいる。赴任先である益田市の穏やかな気候がお気に入り。
建設現場で経験豊富な工事業者の方々とお話をする中で、施工する際の工夫や注意点などを教えていただくこともあり、日々新たな発見があることにおもしろさを感じます。
平成29年度〜平成30年度
松江県土整備事務所 建築部 建築課
初めての配属先は建築課。先輩職員の温かいサポートを受けて仕事を覚えていきました。
令和元年度〜令和2年度
総務部 営繕課 建築グループ
建設や修繕に関する業務をする営繕課に異動。設計委託業務等を担当しました。
令和3年度〜
西部県民センター 益田事務所 建築課
再び建築課で仕事をすることに。益田は気候が穏やかで過ごしやすいため毎日快適。
大学生時代は県外で過ごしました。都会の生活は確かに便利でしたが、帰省した時に「たくさんの自然に囲まれた島根の豊かさ」を再認識し、自分にはこっちの生活が合っているなと感じるようになりました。そんな想いから、やはり地元の島根で仕事をしたいと考え、島根県職員の建築職を志望しました。家族も近くにいますし、実際に仕事を始めてからは休暇も取りやすく、恵まれた環境で仕事ができていると思います。
現在は、県が保有する公共施設の工事監理業務や建築行政指導業務を担当しています。工事監理は、現場で工事業者の方と施工部分の確認や協議事項等の打合せを行います。施設を利用しながら改修工事をしているため、施設運営に大きな支障がでないように、関係各所と調整を行い、スムーズに工事が進むよう作業に取り組んでいます。
また、建築行政指導業務では、設計事務所から提出される確認申請書類の審査や、建築基準法に関する協議などを行っています。日々多くの人と関わっていく中で、皆さんの協力があってこそ工事を円滑に進められていることを実感し、自分も精一杯頑張らなければと改めて感じています。
益田で生活を始めて2年目になりますが、気候が穏やかでとても過ごしやすいと思います。私は島根県東部の出身なので今まであまり西部に来たことがありませんでしたが、日々新たな発見があり、毎日新鮮な気持ちで過ごすことができています。西部にしかない地元のスーパーで買い物をするのが密かな楽しみです。
建築職員は、窓口業務や工事監理など、実はとても多くの方と毎日コミュニケーションを取りながら仕事をしています。まだまだ知識不足の面もあり勉強の毎日ですが、関わる方々に安心してもらえるような仕事ができる職員になりたいと思っています。 また、職場によっては様々な研修を受講できる体制が整っていて、資格取得に向けた模試等も行われています。私は今年度から、国土交通省の「建築基準適合判定資格者検定」を受けるために勉強を進めています。業者の方や県民の方に信頼して仕事を任せてもらえるよう、資格取得に向け努力していきたいと思います。