荒金 耕平
平成21年度採用
農林水産部 林業課
主任
私は県外の大学で林業について学び、その知識や技術を活かすことができる仕事、そして地元への貢献を考え、島根県の林業職を選びました。 県の技術職は、現場で働く皆さんと一緒になって課題を検討し、 解決に向けた施策を立案し、その取り組みにまで携わることができます。 仕組みづくりだけでなく、 自分の手で実行できることはとてもやりがいを感じます。入庁する前は少し硬い職場というイメージでしたが、実際はとても明るくフラットな関係性で仕事ができています。 また、仕事を通じてたくさんの方と出会い、公私問わず交流を深めていけることにも驚きました。
県の仕事は意外と突発的で簡単に答えが出ないことが多いので、しっかり人の話を聞いて自分の意見を言える人かなと思います。まず、若手のうちは上司に早めに相談して一緒に考えることが大切ですね。
大事な会議で出席者から自分が作成した資料のミスを指摘され、会議が止まってしまうことがありました。 その会議は上司のとっさの判断で内容を修正し、無事終えることができましたが、問題を一人で抱え込まないことや、物事を判断するとき何を優先するのか、よく考えさせられる出来事でした。
土日は基本的にゆっくり過ごせるので、朝は趣味のランニング、昼は子供たちと近くの公園で遊んだりしています。 コロナの影響で遠出することは少なくなりましたが、外で遊んだり運動したりする場所は近場にたくさんあります。
島根県は隠岐・出雲・石見地域それぞれで気候や文化が違います。県職員になってそれまで知らなかった地域のことを知ることができました。また、仕事で知りあった人が、実は共通の友人をもっていたということもよくあります。人口が少ない分、人と人とのつながりが強いのも魅力ですよ。