働く人の声

トップ > 働く人の声 > 建築 > 西川 由悟
西川 由悟

西川 由悟

平成27年度採用
総務部 管財課 財産活用推進室

入庁後のステップ

STEP 01

平成27年度~平成28年度
土木部 出雲県土整備事務所

STEP 02

平成29年度~平成30年度
土木部 益田県土整備事務所

STEP 03

令和元年度~
現所属

現在の仕事の紹介

建築職員の業務は、大きく分けると「営繕行政」、「指導行政」、「住宅行政」、「施設保全」の4種類あり、私は施設保全に分類される施設管理業務を行っています。県有施設は延べ面積180万㎡あり、それを運営・管理するためには、建物の保守点検、清掃及び警備等が必要不可欠です。それらの業務を一元的に発注することや、点検業務等の基準の整備を行っています。また、職員宿舎の整備方針の決定、修繕の確認及び入居者からの相談・対応等を行っています。

県職員を選んだ理由

大学で建築を学び、そこで学んだ知識を活かして、一般の人(建築の知識・技術がない人)と専門の人(建築の知識・技術をもった人)とをつなげ、地元に貢献できるような仕事がしたいと思い、県職員を志望しました。

県職員の魅力

建物を建て、使用するためには様々な人が必要となります。建物を建てたい「施主」、計画・提案する「設計者」、審査する「行政」、形にする「施工者」、設計通りに施工できているか確認する「監理者」、建物を維持管理する「施設管理者」等々がいます。県の建築職員は、実際に工事する施工者(職人さん)になることはありませんが、それ以外の様々な立場を経験することができます。多様な立場から建築に携われることが県職員の魅力だと感じています。

これまでの仕事で印象に残っていること

新築工事の監理をしたことです。古い建物を解体するところから始まり、ゼロから建物が出来上がる過程を見ることができました。多種多様な業種が関わり、たくさんのことを並行して検討することに加え、スピード感も求められ、大変な現場でしたが、完成した時の達成感が大きく、貴重な経験となりました。

仕事をする上で心がけていること

懸念事項やトラブル等を1人で抱え込まないように心がけています。自分の意見を持つことは重要で、整理した上で相談しますが、自分では解決策が見つけられないこともあります。それを自分で処理しようと抱えていても、他の関係者の仕事を遅らせてしまうだけですので、区切りをつけて、報告・連絡・相談をして、上司や同僚と情報共有をできるようにしています。

とある一日のスケジュール

8:30~8:40 朝礼
8:40~10:00 協議資料作成・協議準備
10:00~11:00 課内で協議
11:00~12:00 協議まとめ
13:00~13:30 電話対応等
13:30~14:30 現地確認
14:30~16:00 対応協議・記録作成
16:00~17:15 保守点検記録等確認

求職者へのメッセージ

建築を学んだ人にも様々なタイプの人がいると思います。例えば、デザイン・芸術的分野に興味がある人、使い勝手の良い計画に興味がある人、施工における詳細な納まりに興味がある人などがいます。興味だけで仕事が決まるわけではありませんが、仕事を続けていく上では重要なことだと思います。県職員には、どのタイプもいて、それぞれが得意なことを発揮し、お互いを刺激しあい、技術・知識の向上ができているのだと思います。県職員でなければ経験できないことがたくさんあります。皆さんと働ける日を楽しみにしています

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。