加藤季晋 | 働く人の声| 島根県職員採用情報サイト『ケンショク』

現在の仕事の紹介

環境保全課では、環境に関係する法令に基づいた様々な業務を行っています。その中でも私は、公共用水域の水質モニタリングや工場等から発生する排水についての指導を担当しています。具体的には、神西湖や神戸川の採水や工場排水の採水を含む立入指導を行っています。

私は大学時代に化学を専攻していました。また、研究室では環境に関係する研究を行っており、学んだ知識を地元である島根県で生かしたいと考えていました。県職員の化学職は環境に関する様々な業務を行っているということで、地元に少しでも貢献したいと思い、志望しました。

化学職が携わる業務は多岐にわたり、私も前の職場では環境に関する試験研究を行っていましたが、現在は環境行政に関する業務を中心に行っています。様々な業務を担当することで、幅広い知識を身に付け、関係者とのやり取りの中で様々な経験を積めることが県職員の魅力だと思います。

環境保全課の業務ではないのですが、新型コロナウイルスの対応が印象に残っています。県民の方からの電話相談や保健所で行う検体採取の補助などを経験しました。ほとんど知識もない業務で大変でしたが、保健所業務の重要性を知ることができました。

仕事でわからないことや困ったことがあった時に、課内の先輩や上司にすぐ相談することを心がけています。化学職が関わる業務は幅広い知識を求められるため、自分一人で解決しようとせず、周りに相談しながら問題を解決するようにしています。

化学職の業務は、水質や大気、廃棄物、原子力など業務内容は多岐に渡りますが、県民の安全・安心した暮らしを守る上では大切な仕事です。職場の雰囲気はよく、加えて化学職同士も仲が良く、所属や年齢に関係なく相談できます。皆さんと一緒に働ける日を楽しみに待っています。

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。