吉田 圭祐
令和3年度採用
西部農林水産振興センター 益田事務所 農業部 益田地域振興第三課
技師
農業系の高校・大学で畜産について学んだが、一度は一般企業へ就職し畜産から離れた生活を経験。30歳になるタイミングでやはり畜産の仕事に就きたいと一念発起し、島根県職員への転職を決意。現在単身赴任中だが、休暇制度を活用し子育てにも積極的に参加している。
生産者の方の要望や相談に対し、支援や提案という形で応えられることが県の畜産職の魅力ではないかと思います。普及、行政、研究といった多岐に渡る業務に携わっていくことで、幅広い経験ができます。
令和3年度〜
西部農林水産振興センター 益田事務所 農業部 益田地域振興第三課
民間企業から転職し、現在採用2年目。大学等で学んだ知識を活かしながらチャレンジを続けています。
学生時代から畜産関係の勉強をしていましたが、卒業後は一般企業で勤務し、長らく畜産から離れていました。しかし、結婚を経てちょうど30歳になるタイミングで「せっかくなら自分が学んできたことを活かせる仕事がしたい」と一念発起し、学生時代から興味を持っていた島根県職員の採用試験に挑戦することを決めました。年齢的にも転職のチャンスが減っていく中で、「動くなら今しかない!」という気持ちが、自分を突き動かしたんだと思います。
私は「普及員」という仕事をしています。牛を育てる畜産農家や法人に出向き、子牛の発育改善に関わる対応や、技術的な支援や指導、事業関係の情報提供を行っています。上司からはよく「普及員は、人を動かす仕事」だと言われています。情報を伝えれば良いということではなく、どう活かしていただくかが重要なので、まだまだ経験不足ではありますが、生産者の方が困っていることや求めていることに耳を傾け、適切なサポートができるように努力しています。それにより、生産量や意識の向上に繋げることが私の役目だと思います。
今の職場は同世代が多く、冗談も飛び交う明るい雰囲気なので、とても過ごしやすいですね。良い上司や先輩職員に恵まれ、質問や相談もしやすいので助かっています。
働き方についても、休暇が取りやすいので家庭のことやプライベートも充実させることができています。現在、妻・子と離れて単身赴任中なのですが、毎週必ず帰り、できるだけ子育てにも協力し家族との時間を大切にしています。「育児時間」という時間休の制度を活用し、金曜日は早めに赴任先の益田市を出発して、間に合えば子どもをお風呂に入れることもありますよ。こうした働きやすい環境や利用しやすい休暇制度のおかげで、仕事にも全力を注ぐことができ、充実したワークライフバランスが実現できています。
「島根県で畜産をしたい」という人を増やしていくことが目標です。今の時代、全国的にも畜産業に従事している人が少なくなってきました。そんな中、島根県の畜産の発展のために、若い人たちにもっと畜産のおもしろさや魅力を伝えていき、担い手の確保に取り組んでいきたいと思っています。
また、普及活動を通して島根県の畜産の魅力を全国に発信していきたいですね。その目標に向かっていくためにも、自分自身が一人前の県職員として成長し、生産者の方から頼られる普及員になりたいと思っています。