何をする仕事?
01公共土木施設の整備、防災・減災対策
02公共土木施設の維持管理
03農業生産基盤の整備、農村地域の防災・減災対策
総合土木職は「土木」と「農業農村整備」など仕事の幅が広く、苦労することも多いかもしれませんが、それを乗り越えたさきに大きなやりがいを感じることのできる仕事です。「道路が広くなり、便利になった」「ほ場整備のお陰で大型機械が導入でき、農作業の生産性が上がった」などの声をいただいた時は、地域の方の役に立てたと実感でき、この仕事をして良かったと思います。
私は農業農村整備事業の工事の発注や現場監督業務を行なっています。最初はいびつだった田んぼが、きれいな形に整備されていく過程を見るのがおもしろいですね。地域の方の要望をもとに業者の方と相談しながら、より良いものを作り上げていくこともこの仕事の醍醐味です。
国や県などから業務や工事を請け負い、実際に現地で必要な作業を行います。
測量や調査・計画、設計などの業務は建設コンサルタントが、工事は建設業者が行っています。
道路や河川をはじめとする公共土木施設や、ほ場、農業用ため池などの農業施設に関する調査・計画、設計、工事の発注・施工管理から維持管理まで、総合的なマネジメントを行う仕事です。
専門知識が必要となる職場ですが、研修制度が充実しているため、仕事をしながら専門知識を習得することが可能です。
近年は、女性職員(ドボジョ)が増加しており、様々な配属先で活躍しています。
総合土木職には「土木」と「農業農村整備」の分野があり、どちらも地域の思いをカタチにし、未来へ残す仕事です。
私たちの仕事は、地域の思いを聴き、安全・安心で暮らしやすい地域の未来を描くことから始まります。そして、民間業者と協力し、調査・計画・設計・工事から維持管理まで、思いをカタチにするための全ての工程に携わることができます。
地域の思いがカタチになり、住民から「ありがとう」の一言をいただく時は、何物にも代えがたい達成感とやりがいを感じられる瞬間です。
自然災害から県民の命や財産を守るという大きな使命感を持ち、自分の仕事がカタチとして「地図に残る」魅力あふれる仕事です。