化学

島根の環境政策を支える専門職集団

化学

何をする仕事?

  • 01島根の環境政策を技術面でサポート

  • 02大気・水・土壌などの身近な生活環境の保全

  • 03将来に向けた脱炭素社会や循環型社会の推進

環境生活部 廃棄物対策課
須田 寛基

島根の美しい自然と県民の安全のため環境問題と戦う。

化学職の仕事では、行政分野から試験研究分野まで幅広く経験でき、どの業務も「県民の安全安心な暮らし」と「島根県の環境」を守ることに貢献できる点が魅力です。なかなか目には見えにくい部分ではありますが、啓発活動などを通して廃棄物の不法投棄の減少に繋がると嬉しいですね。

民間の仕事
との違いは?

民間

化学の知識を活かせる民間企業は多岐の分野にわたり、県勢を支える主役といえます。県職員の仕事は、県の施策に寄与する分野で民間などではできないことに限られるのに対して、民間企業ではそのような制約はなく、社会のニーズに応じたそれぞれの分野で仕事ができます。

県職員

化学職の配属先は、行政分野と試験研究分野があり、行政分野では、本庁での環境施策の企画立案等や、保健所での事業場・廃棄物業者の監視・指導や河川等の水質調査などに携わります。
試験研究分野では、保健環境科学研究所での大気環境や水環境に関する調査研究、原子力環境センターでの放射線等のモニタリング・研究などに携わります。
また、定期的な異動により、行政分野・試験研究分野の幅広い職場でキャリアアップが図れます。

受験~配属までの
ステップ

STEP01

採用試験、必要な資格・免許

  • 採用試験:
    大学卒業程度
STEP02

主な配属先

  • 本庁:
    環境生活部、防災部
  • 地方機関:
    保健所、保健環境科学研究所、企業局各事務所等
STEP03

職場環境など

配属先が幅広いのも特徴です。どこの所属でも残業をできるだけ行わない取り組み等が積極的に行われていること、スケジュール調整をきちんと行えば有給休暇も取得しやすくワークライフバランスを実現しやすい点は共通です。

仕事の面白さPoint

島根の環境政策を“化学”で支え
豊かな環境を守るプロフェッショナル。

SDGsなど、日増しに注目が高まる環境問題。島根県職員の「化学職」は、化学の知見をベースに、公害問題、環境保全などに取り組み、豊かな環境の保全と快適な社会活動の両立を目指しています。
具体的には、脱炭素社会や循環型社会を推進するための監視指導、大気、水及び放射線などのモニタリングにより環境保全に取り組むとともに、環境影響評価や原子力防災を進める活動などをしています。
私たちの仕事は、島根県の環境政策に関わる重要なこと。島根の豊かな環境を後世に残していくという使命が、大きなやりがいに繋がっています。

仕事風景の様子

※撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。