何をする仕事?
01県有施設の新築や改修などの計画立案及び設計、工事監理
02建築物の安全性確保のための各種審査、指導
03県営住宅の整備や空き家対策などの住宅政策
04ファシリティマネジメント※に基づく建物の維持管理
※点検や貸付など運用を含めた財産管理
県が保有する公共施設の工事監理業務や建築行政指導業務を担当しています。工事監理では、現場で工事業者の方と施工部分の確認や協議事項等の打合せを行い、建築行政指導業務では、設計事務所の方々からの確認申請書類の審査や、建築基準法に関する協議などを行っています。
個人や法人、自治体などから設計や工事監理、工事を受注し、建物を完成させます。
設計・工事監理は建築設計事務所が行い、施工は総合建設業者などで行います。
県有施設の建設や改修の計画を立て、設計を行い、工事を発注・監理します。
工事中は進捗を確認しながら施工業者と一緒に建物の完成を目指し、完了後は施設管理者として建物の点検や維持管理を行います。
また、県有施設の整備以外には、民間の建築士により設計された建物の審査や指導も行います。
建築職は全体で約70名の組織です。入庁後10年未満の若手職員も多く、みんなで協力しながら仕事を行っています。
若手職員が多いことから人材育成に力を入れており、業務に関する研修や資格取得に向けた模擬試験の実施等、組織として若手職員をサポートしています。
私たち建築職の仕事は、県民の生活と密接に関わり、その内容は多岐にわたります。
公共建築工事の発注者として、プロジェクトの企画段階から関わり、設計・監理を担当しながら県有施設を造り上げることは、私たちの主要な業務の一つです。また、県営住宅の整備や空き家対策などの住宅政策や、県有施設のファシリティマネジメント、法令に基づく建築物の安全性確保や秩序あるまちづくりに関する許認可、審査、指導等を行うことも、公務員特有の重要な仕事です。
このように建築職では幅広い業務を担当しますが、そこに共通するのは予算の執行や法令等に関する様々な「権限」が与えられることです。
権限には大きな責任が伴い、県民の奉仕者である私たちは、そこに建築と人々の暮らしがある限り、その責任と向き合わなければなりません。
だからこそ、私たちの関わった建築やまちづくりが地域の人々に受け入れられたときの喜びと安堵感は、言葉に尽くせないものがあります。