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小川 舞子

関わる人と一緒に作り上げる仕事。

小川 舞子

平成29年度採用
農林水産部 産地支援課 美味しまね・GAPスタッフ
主任技師

入庁後のステップ

STEP 01

平成29年度~令和元年度
東部農林振興センター 農業振興部 松江地域振興第一課

STEP 02

令和2年度
西部農林水産振興センター 益田事務所 農業部 鹿足地域振興課

STEP 03

令和3年度~令和4年度
西部農林水産振興センター 益田事務所 農業部 益田地域振興第一課

STEP 04

令和5年度~
農林水産部 産地支援課 美味しまね・GAPスタッフ

地域と一緒に課題を解決したい。

出身は島根県ですが、大学は県外に出ていたので、地元に帰って就職したいという思いがありました。就職活動中に参加した県職員説明会で、農学職の職員の話を聞き、課題解決に向けて地域と一緒に取り組むことができると感じたので、県職員を目指しました。
公務員か民間企業かで迷ったときには、家族に相談してアドバイスをもらったり、一緒に就職説明会に参加して違う視点で意見をもらったりと、とても支えになりました。

安全で安心な農林水産物を生産・消費できるように。

現在は、島根県独自のGAP(農業生産工程管理)認証制度である《美味しまね認証制度》の運営を担当しています。生産から出荷までの手順やチェック項目を定め、それに基づいて記録・点検をすることで、安全で安心な農林水産物の生産につながります。また、生産工程における改善点を見直すことで農家の方の経営改善にも役立ちます。そのために、生産者向けの研修会を開催したり、消費者向けにPRするためのホームページを公開したりするなど、推進・PR活動に力を入れています。

生産者と二人三脚で、《美味しまね認証制度》を推進。

《美味しまね認証制度》を推進するにあたり、生産者の方々に制度の内容やメリット、認証取得方法をご説明する機会がありました。その際に、生産者の方から認証を取得するための基準が厳しい、大変だというご意見がありました。それでも一つ一つの基準を説明し、なぜ取り組むべきなのか、どのように取り組めば良いのかを伝え、納得してもらえたときにやりがいを感じました。今後も生産者の方々と協力しながら、安全で安心な農林水産物の生産につながるよう、《美味しまね認証制度》の推進に取り組みたいです。

《美味しまね認証産品》を県内外へ伝えたい。

今後は、県産品や県独自の制度を県内外にアピールし、島根県の農産物の良さを広めていきたいです。地方機関に異動し、現場に出る際には、生産者側だけでなく消費者、加工業者、飲食店側の視点も持ちながら生産者の方に助言や指導ができるよう、幅広く見識を深めていきたいです。そのために、相手がどのような視点で考えているのかを深く聞き取るように心がけています。様々な考え方を知ることで、生産者の支援につなげたいです。