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森山 沙希子

苗木の生産~木材加工まで、「県民を守る島根の森」で働く人々を支える大事な仕事。

森山 沙希子

平成23年度採用
農林水産部 森林整備課 森林育成係
係長

入庁後のステップ

STEP 01

平成23年度~平成24年度
西部農林振興センター 林業部 森林保全課

STEP 02

平成25年度~平成26年度
西部農林振興センター 益田事務所 林業部 林業普及第一課

STEP 03

平成27年度~平成29年度
農林水産部 林業課 水と緑の森づくりグループ

STEP 04

平成30年度~令和元年度
農林水産部 農林水産総務課 予算経理グループ

STEP 05

令和2年度~令和4年度
益田県土整備事務所 農林工務部 治山・林道課

STEP 06

令和5年度~
農林水産部 森林整備課 森林育成係

大好きな島根で、林業に幅広く携わりたい。

島根の自然の中で生まれ育ち、地元愛は人一倍強かったです。大学時代は東京で過ごしましたが、長期休暇は必ず島根に戻って家族や友人と過ごしていました。都会の暮らしも肌には合っていましたが、島根に帰りたいという気持ちに変わりはありませんでした。
大学で地球環境問題や森林、樹木の生理学について学び、その経験が活かせる仕事につきたいと思いました。島根県の林業職なら、現場の支援から政策提言まで幅広く林業に携われると考え、受験しました。

様々な角度から、林業全体を支える。

これまでは、治山施設・林道の工事発注や現場監督、≪水と緑の森づくり税≫を使った森づくり事業、予算管理など様々な業務を担当しました。
現在は、苗木生産者に対する支援や、機械化・効率化に必要不可欠な森林内の作業道整備の支援を担当しています。
林業は担い手確保が最大の課題で、島根の林業を何とか持続・発展させていくために、行政として何ができるのか考えています。日々難しさを感じながらも、魅力発信等に力を入れて取り組んでいます。

地方機関では、現場に出て住民の方と関わることも。

地方機関にいると、県民の皆さんと直接関わってお仕事をする機会が多くなります。しいたけの生産振興業務をしていた際に、生産者の方に非常に良くしていただき、今でも交流があることや、県土整備事務所にいた頃、住民の方に工事の過程で感謝されたことなど、仕事を通して出会った方々との関わりはすべて自分の財産になっています。

県民生活を守る森の仕事を支えられるのは、県の林業職ならでは。

林業は、木を山から伐り出して出荷する人、木材を加工する人、伐った山に苗木を植え、木を育てる人、苗木を作る人等多くの人が関わって成り立っています。また、森林には土砂災害を防止したり水を貯えたりするなど様々な公益的機能があり、すべての県民がその恩恵を受けています。土砂災害の防止や貯水など様々な公益的機能がある森林を守り、活かす仕事をしていることに誇りを感じています。

浜田、益田での勤務はプライベートも充実。

引っ越しを伴う異動で、浜田へ1回、益田へ2回行きました。最初の浜田・益田は採用1~4年目で、初めての県西部での生活でしたが、同期採用職員や若手職員とたくさん交流することができ、プライベートも満喫できました。2回目の益田は結婚してからの異動でしたが、子育てしやすく夏はよく海に子どもを連れて行きました。子育て面で親の協力を得にくいと感じることもありましたが、地域の方々に非常に良くしていただきました。

制度を利用し、仕事も育児も両立できた。

0歳と2歳の子どもがいますが、上の子は1歳になる直前で保育園に預けて職場復帰しました。ありがたいのは、子どもが満3歳になるまでは、育児時間という有給制度を活用して1日に1~2時間毎日休みを取ることができることです。特に益田にいる間は、ほぼ毎日1時間早く帰らせてもらい、夕方~寝かしつけまでの忙しく貴重な時間を、有効に活用できました。
子育てするにはありがたい制度だと思います。