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松浦 有紀

松浦 有紀

平成30年度採用
東部農林振興センター 松江農業普及部安来支所 安来地域振興第二課

入庁後のステップ

STEP 01

平成30年度~
現所属

現在の仕事の紹介

私は、農業普及員として安来地域の農業振興を行っています。農業普及員とは、農業者と直接接し、技術面や経営面の支援をする職種です。現在、野菜担当として、水田園芸の推進品目であるタマネギやキャベツ、アスパラガスといった品目の推進を行うため、巡回指導や講習会などを行っています。

県職員を選んだ理由

「地域に貢献できる仕事がしたい」が一番の理由でした。また、大学の友人から「島根は良いところだね」と言われ、見慣れているからこそ見逃している島根の魅力に改めて気づきました。これらの魅力を多くの人に知ってもらいたい、そのために私に出来ることは何か?を考えたのもきっかけの一つです。

県職員の魅力

農業職、特に農業普及員は直接農家の方と接するため、県民の皆様との距離がかなり近い業種と思います。農家の方から厳しいことを言われることもありますが、一方で「だんだん」「ありがとう」を言ってもらえることもたくさんあります。その言葉でもっと頑張ろうと励みにつながっています。

これまでの仕事で印象に残っていること

採用2年目の時に、初めて1人で栽培講習会の場に立ち、農家の方の前で栽培管理の説明を行ったことです。事前準備を行っているものの、うまく説明が出来ない、質問に答えられない場面もあり、自分の知識不足を痛感しましたが、次の講習会に向けてもっと頑張ろうと思える良い経験にもなりました。

仕事をする上で心がけていること

職業柄、農家の方を始め、JA や市など多くの人と会うため、出会ったらきちんと「挨拶」をすることを心がけています。挨拶は当たり前のことですが、これが話し合いのきっかけになっています。また、農家の方に名前を覚えてもらうため、会う度に名前を名乗ることも心がけています。

とある一日のスケジュール

8:30~8:40 朝礼
8:40~9:00 メールチェック
9:00~12:00 現場活動(巡回指導)
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:00 報告書作成
15:00~17:15 栽培講習会の資料作成

求職者へのメッセージ

就職先を考える際に、大学などで学んだことを活かせる職種を探す人が多いと思いますが、見つからないことも中にはあると思います。しかし、これまで学んできた知識や経験が、ひょんなところで活かせることもあるので、幅広い視野を持って職を探されることをおすすめします。その一つに、県職員の仕事も考えてみてください。

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。