働く人の声

トップ > 働く人の声 > 林業 > 江角 拓志朗
江角 拓志朗

江角 拓志朗

平成30年度採用
農林水産部 森林整備課 森林育成・間伐グループ

入庁後のステップ

STEP 01

平成30年度~令和元年度
西部農林振興センター

STEP 02

令和2年度~
現所属

現在の仕事の紹介

島根県は県土の約8割を森林が占め、その多くが利用期を迎えています。この豊富な資源を『伐って、使って、植えて、育てる』循環型林業を推進しており、私が所属する森林育成・間伐グループでは、『植えて、育てる』部分を担っています。私はその根幹をなす苗木生産に関する業務を主に担当しています。

県職員を選んだ理由

環境問題に関心があり、学生時代は地球温暖化の原因である温室効果ガスに関連する研究をしていました。温暖化対策について調べるなかで、森林の果たす役割が大きいことを知りました。林業を専攻していたわけではありませんが、生まれ育った地元の豊富な森林を活用し、育てることを通して、広く県民の生活に役立つ仕事がしたいと思い志望しました。

県職員の魅力

林業職には木材利用の推進・担い手の確保・治山林道や鳥獣対策など、森林に関する多種多様な業務があります。数年おきに人事異動があるため、配属先での業務を通じて様々な経験を積み、幅広い分野で活躍することができます。県民の方の期待に応えられたときに得られる達成感はこの仕事の魅力です。

これまでの仕事で印象に残っていること

入庁して最初に赴任した西部農林振興センターでは、『木材利用』を担当し、丸太を板や角材等に加工する製材所に対して施設整備支援を行いました。新しい機械が導入され、作業をする職員さんから「非常に使いやすくて、仕事の効率が上がったよ。」と声をかけていただけたことが強く印象に残っています。

仕事をする上で心がけていること

「常に先手を打つこと」を意識しています。具体的には、他の人を巻き込んで仕事をするようにしています。自分の考えを持って、先輩や上司等に対しても臆せず積極的に働きかけていくことが重要です。準備や段取りをしっかりしていれば、余裕が生まれ、不測の事態にも対応ができます。

とある一日のスケジュール

8:30~8:45 朝礼、メールチェック
8:45~12:00 苗木生産者訪問(補助事業に関する協議)
12:00~13:00 昼食(近隣のお店でランチ)
13:00~15:00 県の地方機関や関係機関との調整や打合せに奔走
15:00~17:15 集中力を要する作業(資料作成など)
明日の予定を確認して退庁

求職者へのメッセージ

林業職は多様な業務があり、私自身まだまだ未経験な分野も多くありますが、先輩・上司からのサポートや各種研修制度等によりスキルを徐々に身に付けていくことができます。林業を勉強している方はもとより、私のように他学部であっても林業に興味のある方は、ぜひ一緒に島根の林業の発展に挑みましょう!皆様の入庁をお待ちしています!

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。