太田 哲史
令和元年度採用
隠岐支庁県民局 建築部 建築課
主任技師
高校・大学と電気工学を専攻し、卒業後は広島県の民間企業に就職。その後、島根県にUターンし経験者採用試験を受験して島根県職員に。民間企業で培った経験を活かし、日々業務に励んでいる。現在は単身赴任中だが、週末は妻のもとへ帰省し新婚生活を送っている。
設計から工事、完成後の維持管理など、仕事の幅が広いのが特徴です。覚えることが多いので苦労もありますが、その分一歩一歩着実に成長していることを実感できます。また、完成後に自分が手がけた施設を利用されている方の姿を見ると本当に嬉しいですね。誇りを持てるやりがいのある仕事です。
令和元年度~令和2年度
東部県民センター 建築部 施設管理課
2年間勤務。電気関係の施設管理業務を主に担当。
令和3年度~
隠岐支庁県民局 建築部 建築課
施設管理業務だけでなく、営繕業務・宿舎管理業務に初めて携わる。
業務内容が多岐にわたるため、日々勉強中。
高校、大学と電気工学を専攻しており、最初は県外の電気関係の企業へ就職しましたが、元々抱いていた「地元の島根に貢献したい」という想いが強くなり、県職員への転職を決意しました。同じ電気関係の仕事とは言え、民間企業と県職員では業務内容が大きく違うので学ぶことも多く大変ではありましたが、これまで培ってきた経験が役に立つ場面も多々あり、自分の強みになっていると感じます。今は公私ともに充実した日々を送っています。
現在は、隠岐地区全域の県有庁舎、県立学校、県職員宿舎の施設管理、改修や修繕を担当しています。具体的には、まず委託先の業者の方に庁舎の中の設備や建物の状態をチェックしてもらい、その報告書を確認する作業を行います。その中で改善の必要がある部分が見つかれば、緊急性を推し量りながら修繕を行います。
また、営繕業務といって改修作業や新設作業(施設にエアコンなど新しい設備を設置する作業)の工事に関わることもあります。どんなに立派な施設でも年々古くなりますので、より長く使ってもらえるよう工夫しながら業務を進めています。委託業者の方や関係機関など様々な方と連携を取る必要があるため、重要事項は必ずメールを送って相手の手元にも資料が残るようにし、その後に電話で説明するようにしています。このあたりは民間企業に勤めていた時から徹底していますね。
世の中には様々な職業がありますが、「大切なこと」はどんな仕事にも共通するのではないでしょうか。私は「コミュニケーション力」と「気遣い」が仕事をする上で何より大切だと思っています。
工事や維持管理を行うにはあらゆる調整が必要となります。対象施設に関わる様々な方の要望を聞いて、回答・指示する力(コミュケーション力)、施設を利用する方々に支障がでないように細かい所まで管理が行き届いているかを考える力(気遣い)は、円滑に業務を進めていくのに欠かせないスキルだと感じています。
私たちの仕事は、県の施設を利用される方々が安心・安全・快適に利用できるようにするために、欠かすことのできないとても重要な仕事です。目立つ業務ではありませんが、実際に新設や改修に携わった施設を見ていただいた利用者の方から「ありがとう」と声をかけていただいた時は感無量でした。今後も県民の皆さんやそこで働く県職員に施設を快適に利用してもらうために、庁舎・学校・その他施設のインフラ設備を行い、適切に管理していくことを使命として取り組んでいきたいと思います。