何をする仕事?
01児童相談所で子どもやご家族への援助・支援
02児童自立支援施設などで子どもや相談者への援助・支援
03本庁で児童福祉に関する施策を策定
島根県の心理職として採用されると、心理学の専門知識を活かして様々な仕事をします。現在は、DVや離婚問題等に悩む女性へのサポートや、里親制度の相談や普及啓発、里親会活動の事務局業務を行っています。
子どもやそのご家族、相談者の方と直に接することができるので、変化や子どもたちの成長を一緒に感じることができることが、この仕事の魅力だと感じています。
病院やカウンセリングルーム、児童福祉施設で働く心理カウンセラーなどの業務に従事されています。
島根県職員の心理職は、約7割が児童相談所に配属されており、そのほかは、「心と体の相談センター」や「女性相談センター」などの相談機関、児童自立支援施設「わかたけ学園」などが主な配属先です。これらの地方機関で直接県民の方と接する業務のほか、本庁に配属され児童福祉に関する施策にも携わっており、一般的なカウンセラーなどと比べ業務の幅が広いことが特徴です。
職員数や勤務体制などは配属先によって異なります。
心理職では繊細で難しい課題に直面することもありますが、上司への相談もしやすく、職場で一丸となって取り組む体制が整っているので、安心して働くことができます。
児童相談所では、子どもの心理検査や面接だけではなく、生育歴なども把握したうえでの親子関係の調整や、学校などの子どもを取り巻く環境の調整なども含め、課題の解決に取り組みます。
子どもやその家族が抱える問題はそれぞれで、どうアプローチすれば良いのかも、どのような支援が必要なのかも様々です。児童虐待の緊急対応を行うこともあり、大きな責任を伴う仕事ですが、子どもたちと関わっていくなかで少しずつ成長を感じられたり、子どもや家庭に笑顔が増えていくのを見ることができるのは、何物にも代えがたいこの仕事の魅力です。