何をする仕事?
01新漁法の導入、ブランド化などによる漁業所得向上のサポート
02漁業・増養殖・水産加工の技術開発、漁場環境保全のための調査研究
03水産業の担い手の育成、支援
水産職員は、水産行政、普及指導、試験研究、漁業の許可や調整等、水産業に関する様々な業務を幅広く対応しています。いずれの分野も専門的な知識が必要となるため苦労することもありますが、水産業をより広い視野で見渡し、支えることができる非常に面白い仕事だと思います。
島根県の水産職員は直接漁業などは行わず、民間事業者のサポートをしています。
具体的には、研究機関で漁場環境の保全や漁業・増養殖・水産加工の技術開発をしたり、行政機関で担い手育成や、新漁法の導入、魚介類のブランド化などによる所得向上の取り組みなどを行っています。
行政機関または研究機関での勤務となります。どちらの所属になっても漁業者や漁協をはじめ、様々な関係者と連携を取って業務を行う点は共通です。地元の方と連帯感を持って取り組めるのも仕事の魅力であり、働きやすいポイントです。
水産職の配属先は主に二つあり、一つは行政機関(本庁、隠岐支庁、農林水産振興センター)です。ここでは漁業者や漁協などと連携して、担い手育成や、新漁法の導入、魚介類のブランド化などによる所得向上の取組を行っています。こうした取組により、漁業収入のアップにつながった時などは、共に尽力した関係者と喜びを分かち合い、達成感を味わうことができます。
もう一つの配属先である研究機関(水産技術センター)では、島根の豊かな海、湖、川をフィールドに、漁業・増養殖・水産加工の技術開発、漁場環境の保全など、様々な調査研究を行っており、これらで得られた成果をもとに、新しい技術の普及や研究成果の発信を行っています。
島根の漁業の「今」を支えるだけでなく、「未来」に向けて取り組める希望に溢れた仕事です。