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永海 航

永海 航

平成30年度採用
畜産技術センター 育種改良部 しまね和牛改良科

入庁後のステップ

STEP 01

平成30年度
東部農林振興センター 松江家畜衛生部

STEP 02

令和元年度~
現所属

現在の仕事の紹介

「しまね和牛改良科」の前身は「種畜センター」という組織で、しまね和牛の育種改良に重要な種雄牛の造成と凍結精液の供給を行っています。私の担当業務は、県内に8,000頭以上飼育されている繁殖雌牛から生まれてくる子牛の中で、種雄牛候補となるような優秀な子牛を探してくることです。

県職員を選んだ理由

元々、大学卒業後は島根県に帰ってきて就職したいと考えていました。その中で、親の影響もあって公務員獣医師に興味を持ち、獣医学科に進学しました。インターンシップで様々な職場を実際に体験して、幅広い職場を経験できる公務員獣医師に改めて魅力を感じ、県職員を選びました。

県職員の魅力

選んだ理由にもありますが、様々な職場(業務)を経験できることが一番の魅力だと感じます。現在の業務は大学で勉強していたこととは全く違う内容ですが、先輩方から丁寧に教えていただき、新しいことでも楽しく勉強しながら仕事をすることができます。

これまでの仕事で印象に残っていること

子牛の去勢手術をしたことです。公務員獣医師は基本的に診療を行いませんが、畜産技術センターでは牛を飼育しているため、子牛の去勢手術等の診療も行います。初めはとても緊張しましたが、回数を重ねるごとに慣れてきて、スムーズにできるようになりました。

仕事をする上で心がけていること

一番大切にしているのは丁寧なコミュニケーションです。職場内の人だけではなく、他の職場の県職員や、市町村・JA など県職員以外の人と一緒に仕事をすることもあるため、丁寧なコミュニケーションを心がけることで円滑に仕事が進むと考えています。

とある一日のスケジュール

8:30~8:35 朝礼
8:35~9:00 メールチェック等
9:00~16:00 子牛調査巡回(出先でおいしいお昼ごはん!←重要)
16:00~17:15 調査結果の取りまとめ

求職者へのメッセージ

獣医学科に進学した時は、公務員獣医師の存在すら知らなかったかもしれません。臨床獣医師とは全く異なる職業ですが、ぜひ一度インターンシップ等に来ていただき、公務員獣医師の魅力を感じてください!一緒に働ける日を楽しみにしています。

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。