働く人の声

トップ > 働く人の声 > 心理 > 三島 彩
三島 彩

三島 彩

平成29年度採用
中央児童相談所 判定保護課

入庁後のステップ

STEP 01

平成29年度~令和元年度
出雲児童相談所

STEP 02

令和2年度~
現所属

現在の仕事の紹介

0歳から18歳未満の子どもに関する相談に応じており、相談内容は、養護、虐待、非行、障がいなどがあります。具体的には、児童心理司として子どもと話をしたり心理検査を実施することで、子どもの行動の背景にある思いや子ども自身の特徴についての理解を深め、支援につなげています。

県職員を選んだ理由

県外の大学に進学して心理学を学んでおり、将来は心理に関わる仕事に就きたいと考えていました。大学時代に、様々な事情により家庭で暮らすことができない子どもと関わる機会があり、自分が学んできたことを地元の島根で活かせるとよいと思い志望しました。

県職員の魅力

福祉の現場では、すぐに子どもや家庭に変化が現れることは少ないかもしれませんが、子どもにじっくりと関わっていくなかで少しずつ子ども自身の成長が見られたり、子どもや家庭に笑顔が増えていくところを見ることができることは、この仕事の魅力だと思っています。

これまでの仕事で印象に残っていること

なかなか多くを語ってくれなかった子どもが、面接を重ねるなかで「本当はこう思っていた」「こういうふうになりたい」と話してくれるようになり、子どもを含む家庭全体の支援につながるきっかけに立ち会えた経験はとても印象に残っています。

仕事をする上で心がけていること

直接子どもに関わる立場としてその子どものことをよく理解し、周囲にわかりやすく伝えることを心がけています。面接場面ではなかなか思い通りにいかず悩むこともありますが、先輩・同僚職員に相談してアドバイスをもらい、よりよいサポートができることを目指しています。

とある一日のスケジュール

8:30~9:30 朝礼、引き継ぎ
9:30~11:30 所内会議
11:30~12:00 面接で使う資料の作成
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 家庭訪問
14:00~15:00 子どもとの面接
15:00~17:15 面接内容の記録

求職者へのメッセージ

心理職が関わる分野は社会の関心がますます高まってきており、その分心理学の知識や技術が必要とされ、みなさんが積み重ねてこられた学びや経験を活かせる機会はたくさんあります。みなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

※2020年取材、撮影時のみマスクをはずしています。
※所属・役職等は取材当時のものです。